白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第36章 華と蝶と満ちる月ー華蝶番外編ー
相変わらず台風みたいで
でも太陽みたいで
『ありがと…光太郎』
大切な華…。
光太郎の背中を見送りながら
さっき止まりかけた涙が
また溢れて来そうになる私を
「おーい…見惚れ過ぎじゃないですかァ…?」
声色は冗談混じりだけど
「…妬きますよー」
腕の力は本気な鉄朗が抱き寄せる
『…私も妬いたもん…』
腕にカプリと噛みつき
『…えっと…さっきの話の続き…したい』
ゴロリと太くてたくましい腕に甘えてみる
「俺もデス…
寛大な音駒と梟谷の次期主将候補達の計らいで
部室を独占させて貰えるので
行きますかァ?」
『…研磨と赤葦くんが?なんで?』
「俺のケツのアザと引き換えです
まぁ、ユックリ話すよ
行こうぜ?二人きりになりたい」