• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第36章 華と蝶と満ちる月ー華蝶番外編ー


「姫凪!?」

背中にぶつかる声は
いつもの優しい鉄朗の声なのに
振り返れない

体育館を飛び出して
校門へ走る私を

「布施さーん?
何してるのー?」

「黒尾さんに決定的に振られた?
やばーい!振られにくるとか
ウケるー!」

どこで見ていたのか
取り巻きの女子達が囲んで笑う

『…る、さい…』

笑えないのよ。
いつも以上に全然。

「うわっ泣きそうとか
マジいい気味!
分かった?彼女ぶっても
浮気ばっかしてたアンタは
そんなモンなんだってば
サッサと別れて他の男に行けば?
なんなら紹介してあげようか?」

ケラケラと言葉に混ざる笑い声に
唇を噛み締める

泣かない。
他なんて知らない要らない
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp