白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第34章 ここで咲く意味を見出す笑み
姫凪さんを引き寄せて
首筋に軽く噛みつき
痕がつかない程度に吸い上げ
『こ、こらぁ!
その悪い口…塞ぐ…塞がないけど!』
「あ、惜しい。
喜んで塞がれるんですけどね」
いたずらに笑いかけてみる
『もう!赤葦くんっ!
からかわないの!』
ほら…泣かすよりは
怒られる方が痛くない
からかってなんかいないけど
アナタが泣かないなら
それでいい…かも知れないって思える
姫凪さん
俺はまだ近くに居られますか?
膨れる頬を潰せる距離に。