白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第34章 ここで咲く意味を見出す笑み
身体を擦り寄せ移す香り
このまま翔びたてなく
なってしまえばいい…
ジタバタする羽根を抑え付けようと
膨らんだ邪心に
針を刺したのは
「赤葦…」
小さく聞こえた孤爪の声
ではなく。
『もう!いい加減にしなさいっ!
こんな事するなら
もう会わないから!!
赤葦くんとも光太郎とも!!』
姫凪さんの声だった
「え…」
いや、それは
俺が会えない以上に
『光太郎のショボクレの
餌食になりなさいっ!
バーカバーカ!』
厄介ですよ!
恨まれるどころじゃないですから!