白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第33章 蝶の為に華は咲く(研磨)
「俺がいつ姫凪に
甘やかされたんだよ!」
「いつも。
愛されて甘やかされて
ホントムカツク
チョット頑張りなよ。
姫凪が好きならさ」
フに落ちてなさそうな
クロに背を向けて部屋を出て
「…これで…ダイジョブだよね
上手く行ってよね…」
薄暗い道で呟き
携帯電話を手にする
これで丸く収まるだろうし
もう眠気と戦う
作戦会議は必要ないよね…
〈もしもし?
どうした?姫凪に
なにかあった?〉
このスカシた声を聞くのも
きっとこれが最後
そう思うと少し寂しい気も
しないでもない。