白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第33章 蝶の為に華は咲く(研磨)
「チョロチョロしてるのは居る…けど
お目付け役から逃げられるとは
思わないし
使えない、かな?」
「お目付け役?なんだそりゃ?
そんな奴の一人や二人ぶっ飛ばせねぇの?
誰だよ?そんな強い奴?」
「夜久くん」
おれの声に木兎サンの顔が
スンと静かになる
「…あぁ…それは…ご愁傷さまで…」
「夜久さん…からは
逃げられそうにないな…
誰か知らないけど可哀想に…」
赤葦も心底気の毒そうな顔で
紅茶に再び口を付ける
夜久くんのイメージって一体。