白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第30章 蝶の心に咲く華
私を傷付けられるのは
構わない
それより痛いの
光太郎の笑顔が曇る瞬間を見るのが…
赤葦くんの手を強く握り
『私のせいで
光太郎が傷付くなんて
自分が…許せない…』
震える手で
また背中に指を掛けようとした
その時
「…もう背中じゃ
駄目でしょう?」
赤葦くんは勢い良く振り返り
「姫凪…大丈夫…です
アナタは悪くないから」
私をベットに押し倒した
『え!?赤葦くん…!?』
なんだか大変な体勢になってしまった事に
驚いて身体を攀じり
赤葦くんを押し返す