白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第26章 枯れる事さえ出来ぬ華
研磨に作るアップルパイも
俺に作る弁当も
夜っ久んに作ってた野菜炒めだって
好評だった
絶妙なんだ
リクエストしたヤツの好みなんだ
昔はよく手伝ったっけな。
特に夏場とか
パイ生地がダレるとかいって
泣きながら電話して来た
研磨が待ってるのに、って。
ちっちぇ事だけど
なんか妬いて
"俺の好みだけ覚えて"とか
真面目な顔して頼んだ
言ったじゃねぇかよ。
"分かった"って…
そんで何回も…何回も…
"好きだ"って……。