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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第23章 空に舞い上がる蝶
退出前のコールに遮られる事も
ドアの前を歩く足音に
気を遣う事も
泣き声が漏れる事すらない
静かなこの部屋を
この人が選んだのは
純粋に私の為
私の涙が留まらず流れ切る為
『あ…りがと…』
「別に。ただの気紛れですよ」
『気紛れにしては
気が効き過ぎてるよ』
無表情の顔に笑いかけ
『こんな風に
話せたら…あんな事に
ならなかったのにね……』
吐いた言葉に
また涙が落ちる
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