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花言葉を君に 【ONE PIECE】 現パロ

第29章 MIMOSA





最上階付近にある部屋。
2LDKの広々とした室内からの夜景は素晴らしかった。

それだけではない、ここに着くまでの間 24時間体制のコンシェルジュと、3つのセキュリティーがあった。

素晴らしい、素晴らしいすぎる。
が、とてもここに住めたものではない・・

「出来たばかりの物件です。
日当たりも良く、防音も完璧でオススメなお部屋です」

ニコニコと笑う木村さん。
乾いた笑い声を返すのに精一杯。

「姫ッ!ここジャグジーすごいよ。
夜景も!ここにしなよ〜、私が住みたいぐらいだよ」

いやいやいや!!
無理でしょう!

お家賃おいくら万円すると思ってるの?!
まだ、聞いていないが聞かずともわかる。
絶対、目玉が飛び出るぐらいの価格。
払えるはずもない。

『・・シュガーってここに住めるぐらいのお給料貰ってるの?』

無粋な質問だとは思ったが思わず聞いてしまっていた。

「まさか!払えるわけないじゃん!!」
『じゃ、こんな高価そうな物件選ばないでよ!
私が払えるわけないじゃない!!』

いくら副社長の肩書きだからと言って、毎月毎月払えるわけない。
そこそこは貰ってるけど、無理。
出来たら貯蓄に回したい。

「何言ってんの?
若様に決まってるじゃない?」

『・・あぁ、ドフィが選んだのね』

それだったら納得がいく。
あの人が好き好みそうな部屋だ。

「それもだけど、払うのもよ」

『・・・』
「・・・」

見つめ合う視線をシュガーからトレーボル、ヴェルゴに移すが2人も私を見て頷いた。

『な、何で?』

「当たり前だ」
「姫が払うと思ったのか?」
「私は初めからそうだと思ってたけど?」

いやいやいや!!!
何で何処でそう思うのよ!!

おそらくだが、私とドフラミンゴの関係をこの人達は勘違いしている。
ドフラミンゴとは恋人ではない、してもらう理由がない。

「ドンキホーテ様からもそう伺っておりますよ」

ニコニコ顔の木村さんまで言い出す。

『・・・』

「・・姫?」

恐る恐る話しかけるシュガー。

『ふざけんじゃない!!
私が何でドフィの施しを受けなきゃいけないの!』

もう我慢が出来ず、私は啖呵をきった。
どいつもこいつも!!

みんなが止めるのも聞かず、私は1人部屋を飛び出した。








オマケ→








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