藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー
第15章 ♡Story62♡ 誕生日会
「しかも、相手は自分が知らない相手で……お前にとっては、
後から入ってきた人物だもんな……お前が、
先生を嫌うのは仕方ねぇかもしれねぇ……」
「……。」
「悔しい、よな……俺も、そうだった。」
「お前も?」
「っ当然だろ……だって、俺はお前が百合と会う前から…先生と会う前から……
百合を知ってたんだぞ?
誰よりも、百合を知っているつもりでいた……なのに、
百合は後から現れた先生に心を奪われて……俺の気持ちなんて、
お構いなし……っそりゃあ、先生のことを嫌いになっちまうよ……
知らねぇ奴に、一瞬にして取られたんだからよ……」
「……。」
「だから、当時はめっちゃ先生のことが嫌いだった……
ふたりが両思いになる前は特に……」
「……。」
「っ俺のほうが、百合を傷つけない……俺のほうが、
百合を分かっていたはずなのに……それでも、
百合は先生を選んだ……。」
「……。」
「だから、俺はお前の気持ちは痛いほどわかる……だって、嫌だもんな?
俺らの方が、ずっと百合を知ってたんだぞ?なのに、急に現れた先生が……」
「……お前、泣きそうな顔してるぞ。」
「っるっせぇ……」
陸は小さく微笑んだ。
「……なぁ、仮に約束を思い出したとしても……アイツは、変わらないのか?」
「あぁ。」
「俺が、想いを伝えても……」
「……あぁ。
ただ……ただ、百合を困らせるだけ……になっちまうよ……」
「……そっか、」
「あぁ、だから辛いかもしれないけどお前m.「俺は諦めない。」ぇ……?」
「俺は、約束を破らない……最後まで、突き通す……」
「っでも!百合は藤ヶ谷先生のことしk.「っんなの関係ねぇ!」っ……!」
「そんなの、関係ねぇ……俺は、アイツと勝負してるところなんだよ……」
「っ勝負……?」
「あぁ……アイツは、『百合は絶対俺のところには来ない』って言った……」
「っ藤ヶ谷、先生が……?」
「俺も、アイツに言った……
神城から百合を奪ったように、
今度は俺がお前から奪ってやるってな……。」