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藤ヶ谷先生、大好きですよ?3ーThirdSerieSー

第15章 ♡Story62♡ 誕生日会


和真side


クラスの奴らと亮介達で手作りケーキを渡すことになったが、



俺は個人で別のものも用意した。



「はぁ……持ってくるの大変だったな(苦笑)」



「そりゃあ、全員で食う分作ったんだから仕方ねぇだろ。
陸がヘマしないでよかったぜ(笑)」



「余計なお世話だよ!」



ケーキはかなりでかいもので



材料を買う係、生地を作る係、クリームを作る係、デコレーション係と



各分担してここで作った。



俺はなぜかデコレーション係だった……



「なぁ九条、」



「んだよ神城……」



「お前、個人で百合にプレゼント用意したのか?」



「別に……わりぃかよ。」



「不良になっても、
泣き虫和真の頃と根本的には変わってねぇんだなぁって……」



「昔のネタ引っ張ってくんなよ……なぁ、」



「どした?」



「お前、前百合と付き合ってたんだろ?」



「あぁ、そうだよ。でも、
百合の奴ずっと藤ヶ谷先生のこと想ってたんだよ……
俺と、付き合っている間もさ……」



「……。」



「無意識の間に、意識してた……」



「……だから、アイツの事を想って別れたのか?」



「最初はな……でも、空振りしてた百合を見ていられなくて……
俺は百合を諦めきれなかったんだ……。」



「……それで、どうしたんだ?」



「もう一度、俺のところに戻ってきて欲しいって……に伝えた。
でも、今度は逆に俺が空振りで……百合は変わらず先生が好きで、
先生も百合が好きだった……」



「……。」



「だから、諦めるしかないなってなって開き直って……ふたりを認めた。
だから、誰かが百合にアピールしようとしても、
誰かが先生にアピールしようとしても、誰も振り向かせることなんてできねぇよ……」



「……。」



「……お前、百合のこと好きだろ?」



「……。」



「昔から……好きなんだろ?
俺と、同じでさ。」



「……お前、まだ好きなのか?」



「いや、もう普通の幼馴染に戻ってるし……そんな気持ち、もうねぇよ……」



「……。」



「お前も、あのふたりを見てればわかるさ……」



「っんだよ……」
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