白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第3章 消せない昔、消えない今(前)
いや、安静にさせただけだし…
疾しいことなんか
これっぽっちも…
『か、かわい…!?』
こ、これっぽっちも…!!!
「ん?聞こえませんでしたかァ?
可愛い顔が台無しデスヨ…って
言ったんだけどなァ?」
あります!!
もう疾しいことしかしたくない!
ベットに沈めさせた身体
大きく見開かれた目と
横目で視線を合わせ
耳元に声を落とす
うわ…匂いも好みでやんの。
ヘタレとか意外と紳士とか
研磨は色々言うけど
俺も健全な男子高校生なわけで…
「マジで可愛いね、姫凪ちゃん
彼氏に嫉妬すんだけど…
こんな事されてんの?」
やっぱらこんな状況だと
ムラムラするんだよなァ…
吐きかけた息に
真っ赤になる耳
これ、もしかしてイケる?
いや姫凪ちゃんは
そんな軽い子じゃ…
『だ、だから!からかわないで!
自分の顔面偏差値くらい
分かってますから!
それに…!近いです…ッ
離れて~っ』
「…グェッ…やめ…」
軽くないどころじゃなかった…!