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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第7章 新たな幕開け


せっかく戻った心拍数が

『驚かせないでください!
これくらい持てますし!』

また早くなるじゃないの!

「良いから良いから!
そういう時は
素直にありがとう、だよ」

『及川さんに借りを作ると
ロクな事がないから嫌です』

「酷いね!!
でも大丈夫、好きな子には
甘々なんだよ、及川さんは!」

冗談混じりに吐き出される
”好き”の言葉に
胸がドキドキしちゃうじゃない

好きじゃないのに
好きになんか
なりたくないのに

「ほら、貸しなよ
せっかくのコーヒーが
その小さい手から
転げ落ちる前にさ」

『でも…』

「いーから!」

その優しさが嬉しくなっちゃうよ。

強引に奪われた
コーヒーのお盆
仕方なくって顔して
後ろを付いて歩く私

「ねぇ、姫凪ちゃん
最近また痩せたんじゃない?
顔色も良くないしさ」

『体重なんかそんなこまめに
見たくないので
測ってません
制服の着心地は変わってないので
痩せても太ってもないと
思いますけど…』
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