第31章 6つ子、人生最大の危機到来
***
そして1週間後。彼女は戻ってきた。
「「「「「「(ちゃん)…!!!」」」」」」
「あー、うん…出迎えてくれるのは嬉しいんだけど、大の男(しかも同じ顔)6人に一斉に泣きつかれても困るわ。というわけで散れ!」「ひど!」
「なぁ、戻ってきてくれたってことは、気持ちの整理がついたってことでいいんだよな?な?」
「…誰を選ぶの?」
「僕?僕だよね!」
「フッ…俺以外ありえないだろう」
「サイコ松兄さんは黙ってて!…ねぇ、僕を君の彼氏にしてほしいな♪」
「ちょ、みんな一気に喋りすぎだから!彼女、言い出したくても言い出せないだろ!…それで、ちゃん。こ、答えは…」
6人全員が息を呑む。彼女は目を瞑って大きく深呼吸をし、再び目を開いたと同時に力強く宣言した。
「私が恋人にしたいと思う松は…!」
***