第7章 満月はキミと微笑う
『実はさ?
東京遠征にコッソリ同行作戦が
頓挫しそうなのよね?
でも蛍とそこまで長く逢えないとか
初めてだし…寂しい…なって…』
「東京まで遠いし旅費も
かかるもんねぇ…一緒に
行けたらいーのに……」
『旅費は何とかなるの!
バイト代とかお小遣いとか
姫凪トモダチ居ないし
使ってないから!』
あ、こんな堂々となんとも
寂しい事を言っしまった…
「トモダチ居ないし。って!(笑)
バレー部に超馴染んでるよ?!
てゆっか、旅費じゃないなら
何が頓挫の原因?」
谷地さんが首を傾げて私を見る