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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結


賢くんの声に応えて
シャワーから上がり部屋に戻ると
いつもと変わらない
賢くんが居る

『あ、お先でした…』

「ん、来いよ。乾かしてやるから」

『ありがと…』

背中を向けて座り
温かい風と賢くんの指の感触に
身を任せる

「どうだ?最近」

どうって牛島さんの事だよね?

『…どうって言われても…
あまり上手く話せないし
緊張でガチガチになっちゃうし…
嫌な思いさせてるかも…って
不安になる…けど…』

「けど?」

『けど…あの…』

牛島さんと体験したアレコレを
思い出して
更にその先も想像してしまって
本当は怖いはずなのに
嫌だと思うと思ってたのに
そうじゃない事への戸惑いで
頭がパンクしそうになる

できる事なら
牛島さんに嫌われる事はしたくない
私にできる事があるなら
牛島さんを喜ばせたい…

でも、その方法は到底思いつかなくて…

「…俺に出来る事なら
なんでもするから
遠慮なく言えよ」

ぐるぐるする頭の中に
風を吹き込むように
賢くんの声が響く

『え?良いの?』

「そう言ってんじゃん」

柔らかい手付きで
髪を乾かしながら
賢くんは穏やかに話す
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