夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】
第12章 ♤キズを癒やす手(牛島若利)完結
「昨日言っていた事か?」
小さく頷いてそのまま上がらない顔
余程言い難い事なのか
布施の表情が暗くなっていく
「そんな事よりもお前の気持ちだ
お前が俺を好きでいてくれるなら
お前の過去ごと俺はお前を
好きになる。無理に話す必要などない
俺が聞きたいのはお前の気持ちだけだ」
やっと顔を上げた布施の
目には涙が浮かんでいる
「嫌なのか?悲しいのか?」
胸が不安で一気に痛くなっていく
『違います…うれ…しくて』
俺の胸に顔を押し付ける
涙で声が震えている布施に
俺の不安は晴れて行く
「人を好きになるという事は
そういう事だと、俺は思う」
もう一度布施にキスを落とし
微笑むと
『はい』
と、微笑み返し
再び俺の胸に頬を埋める
このまま離したくない
連れて帰りいつまでも
抱きしめていたい
布施も同じ気持ちだと
思っていたが
布施は聞こえてきた
白布の声に俺の胸から
顔をあげる