一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
たださっきと違うのは
「布施、さん?」
『…女々しくて
あんまり気分良くない…と思うよ
それでも良いの?』
布施さんが止めたのは
他の誰かじゃなくて…
「どうぞ?
ベロベロの酔っ払いの寝言だって
聞き流してやるから
話して楽になったら?」
俺だ。
そして布施さんの目が映してるのも
『…じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな…
ありがと、二口くん』
笑い掛けてるのも俺にだ
いつもの客と店員の時に見せる
顔とは違って見える事に浮かれ過ぎて
忘れてた毎晩荒れて潰れてた事を。
理由なんてきっと多くなくて
『実は…片想いしてる人が居て…
その人に彼女が出来たらしくて』
「好きな人…居るんスね…」
こう言う展開も絶対あり得るって事なんか
安易に想像ついたはずなのに、な。
『…うん。
私あんまり恋愛運ないみたい
彼氏には浮気されるし
それを慰めてくれて
好きになっちゃった人も
私よりウンと若い子と
いい感じになっちゃって…』
細い指で綺麗な爪を弄りながら
力なく笑う布施さん