一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
「吐きそうだったら
裏道入るんでスグ言って下さいね」
『…は…い』
なるべく振動を与えないように
店の中より目立つ町中を
布施さんを抱いて早足で歩く
近くに住んでなきゃ
多分俺が視線にヘベレケになって
潰れてたな
独り暮らしにしては
カナリ立派なマンションの
エントランスを抜け705号室の前で
「鍵…は?」
ヒヤリと汗が背中を伝う
そういえば鞄も…店じゃね?
この状態で置いていくわけには
いかねぇから、また抱っこで…?
「死ぬわっ!恥ずい!!
布施さーん
鍵って鞄に入れてたりします?」
グッタリする布施さんに
声を掛けるけど反応はない
「…チョット我慢して下さいね」
背中を壁に預け
ユックリ廊下に腰を落とす
服が汚れない様に
膝に乗っけたままズボンのポケットから
携帯を取り出して
店長に電話を入れた
〈はい、HARVESTです〉
「…あ、二口です。
えっと…鞄そっちッスよね?
家に着いて気付いて…」
まだザワザワしてる
声の向こうを気にしながら話を切り出す