第16章 Don't be discouraged!
松本side
お互いに貪りあって、心地いい疲れの中で
そのまま眠りに落ちそうになる。
さすがに風呂場で寝るわけにはいかないので
二人して身体に付いた熱の残滓を落とし
なんとかベッドに辿り着く。
そのまま、二人で眠りに堕ちた。
夢も見ないほど深い眠りにおちた俺が
目覚めたのは日もとっくに昇りきった昼過ぎ。
カーテン越しの強い光で目が覚めた。
ベッドの上に身を起こす。
和…居ないの?
バスローブのままだったから
とりあえず着替えてリビングに行くと
和がマグカップを片手に
タブレットを見てた。
N:「あっ起きた。おはよう。
よく寝れたみたいだね?」
「おはよう。お陰さま…で?」
N:「なぜそこ、疑問系…。
まぁいいや、うん。
あっ、着替え、勝手に出したよ?」
「うん、構わないよ」
いつここに泊まっても大丈夫なように
なんとなくみんな用の服やら下着やらを
クローゼットの一部に入れてる。
みんな、知ってるから
その辺は勝手にやってもらってる。
変なところで律儀だよな、和って。
「お前、飯は?なんか食べた?」
N:「んー、あっこれ、勝手にもらったよ」
そう言う和の手元にはポテチの残骸。
「朝からジャンクだなぁ。
作るから待ってて」
N:「やったー!
もうちょっとしたらコンビニ行こうかと
思ってたからさ」
「だったら起こせよ…」
N:「やだよぉ…
せっかくグッスリ寝てんのに。
薬なしで久々だろ?
あんなにグッスリ寝たの?」