第11章 本気の恋
【カラ松side】
昨夜のことは、今思い出しても恥ずかしい。
あの男に事情を聞いてから、ひとまず交番に引きずって連れていき、警察に任せたところまでは良かった。
問題はその後だ。
彼女に無事を伝えるためと、彼女の無事を確認するために家まで会いに行ったのはいい。
だが、彼女の姿を見た瞬間、俺はいてもたってもいられなくなり、半分衝動的に彼女を抱き締めてしまった…!!
いや、もちろんそれ以上何もしていない!ほ、ほんの数分抱き締めていただけで、家の中にすら入っていないからな!
…でも…
「すごく…温かかったな…」