第2章 ひとつめ。
デカパン「まったく・・・今日はお前らダスか・・・。
まあ、他の奴らよりは幾分かマシダスけど・・・」
デカパンに出迎えられて、早速溜め息をつかれた。
名無ちゃんと僕達を会わせるのは乗り気じゃないらしい。
でも追い返すなんてことはせず、前に名無ちゃんが寝ていた部屋と同じ場所に案内してくれた。
・・・そう言えば、なんでデカパンは僕達を会わせてくれるんだろう?と思ってたら、そんな僕の考えを見越してかデカパンはぽつりと独り言のように呟いた。
デカパン「・・・・・・十四松が名無の笑顔を見たって聞いたダスよ。
ワスでは笑わせられんかったダス・・・。・・・名無はもしかしたら、同じ属性持ちのお前らとなら・・・何か通じ合うものがあるのかも知れんダスな・・・」
どこか寂しいような、けれど嬉しそうな声。
僕とトド松はどう返せばいいのか解らなくて結局何も言えないままに名無ちゃんの居る部屋へ送り出された。
ガチャ
部屋に入れば、前に来た時に見たのと変わってない内装。
そしてやたら低い台の上にはデカパンが作った料理。・・・そう言やデカパンって料理出来たんだな。
さて、全く喋んない女の子とどう接すれば良いんだろ・・・。