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短編集

第1章 告白~ 黄瀬涼太


俺のわかっていないであろう問題をチェックしている彼女。俺はその姿をチラリと見つめる。
やっぱり、可愛いっス。彼女を恋人にしたい。俺はずっとそう思っていた。
ここで押し倒す・・・なんて・・・駄目っスよね~。つい、そんなことを考えてしまう。

ブンブン 考えを振り払うように頭を振る。

『黄瀬君?』
「へっ?」
思わず、間抜けな声を出してしまう。
しまった!彼女の前だった。
『考え事?』
「え~、アハハッ」
俺は苦笑いする。さすがに何考えてたか?なんて言えないっス!
『もうっ!真面目に勉強して!』
「わっ、わかってるっスよ」
言われて、シャーペンを持とうとして、ふと、スマホが気になって取り出す。
そういえば、この前の・・・。
スマホを操作し、この前、彼女と撮ったツーショット写真の画像を出す。
「っち、この写真、待ち受けにしてもいいっスか?」
『えっ?!駄目っ!!』
画像を彼女に見せると慌てて、俺のスマホを取り上げようと近づいて来る。
「いいじゃないっスか。このっち、超可愛いんスから」
『駄目だって!消して!』
彼女は必死に手を伸ばしてくる。けれど、俺は、スマホを隠すように高く上げる。すると・・・
「あっ!」
『えっ?』
ガタッ バランスを崩した彼女が俺の方に倒れ込んでくる。そう、まるで、俺が押し倒されたように、俺の上に彼女が乗っている。
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