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短編集

第3章 赤司征十郎生誕祭2015


桃井さんから、彼の誕生日を聞いていたので、用意はしていた。でも・・・ファンの女の子とかから、たくさんプレゼントをもらっているだろうし、私がプレゼントを渡すというのは・・・。正直、自信が持てないでいた。

放課後 体育館
私がモタモタしていたら、いつの間にか、部活も終わってしまっていた。残っているのは、自主練をしている人ぐらいだ。
どっ、どうしよう・・・。一応、プレゼント、用意してるけど・・・でも・・・。
「ちゃん?」
『あっ、桃井さん』
「どうしたの?もしかして・・・まだ、渡せてない?」
『うっ・・・うん。実は・・・』
私は正直に桃井さんに打ち明けた。
「もう!赤司君、呼んでくるから、待ってて!」
『えぇっ?!』
桃井さんは、赤司君を呼びに行ってしまった。どっ・・・どうしよう?!困ったけれど、もう、覚悟を決めるしかない。
「?」
『あっ・・・赤司君』
赤司君が来てくれた。
「どうかしたのか?」
『あっ・・・うっ・・・うん・・・』

壁に隠れて見ている桃井、黒子、青峰
「ちゃん、頑張って!」
「何で僕(俺)まで・・・」

不安になってしまう。渡して大丈夫か。でも、せっかく、桃井さんが呼んで来てくれたんだし。私は勇気を出して。
『あっ・・・あの、赤司君。実は・・・そのっ・・・』
「?」
私は赤司君にプレゼントの入った紙袋を差し出した。
『えっと・・・誕生日プレゼント。今日、誕生日だって聞いたから』
「!」
『あっ、あのっ・・・受け取ってもらえると嬉しいんだけど。迷惑なら・・・』
「いや、からもらえるとは思っていなかったから、驚いた」
『えっ・・・?』
「ありがとう」
『!!』
赤司君はニッコリと微笑んだ。私は驚いた。喜んでくれるとは思ってなかったから。
「?」
『あっ、ううん。喜んでもらえたなら、嬉しい』
にこっ、私は赤司君に微笑んだ。
「っ!」
あれ?赤司君、赤くなってる?何故?
『赤司君?』
「いや・・・何でもない。・・・少し待っていてくれるか?」
『えっ・・・?』
「送る」
『?!』
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