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うちの◯◯がお世話になってます

第3章 跡部 景吾の姉(テニスの王子様)




「いてて……。
あいつ思いっきり殴りよったな」


忍足が殴られた頬を触った。


「怪我はないですか?
なんつって」


忍足がニコッと菜々子に笑いかけた。
するとみるみるうちに菜々子の目が涙目になる。


「えっちょ、えぇっ!?」


困惑する忍足。


「なんで私なんかを庇ったの!?」


忍足に詰め寄る菜々子。


「殴られたところ、大丈夫?」


忍足を本気で心配する菜々子を見て、忍足は今までの菜々子のイメージが崩れた。



なんや。
冷たい人かと思おたら………全然ちゃうやん。




と、忍足はそう思った。


「どうでもいいが、忍足。
姉貴に近い。
もう少し離れろ」


忍足と菜々子の間を割って入る景吾。


「姉貴、忍足の心配なんかしなくてもコイツなら大丈夫だ」

「本当?」


景吾の言葉に菜々子が首を傾げて忍足に聞く。


「なぁ、大丈夫だよな忍足?」


菜々子を背後に隠しながら謎の威圧感で忍足を脅す景吾。


「お、おう。
大丈夫や」

「ほら大丈夫だと言ってる」

「でも……心配だから手当てを……」

「手当てなら樺地がいる。
樺地っ!」


景吾が指をパチンっと鳴らすとテニス部2年生の樺地 崇弘が現れた。


「待って景吾っ!
やっぱり私が手当てするわ。
私のせいで怪我をさせてしまったんだもの。
樺地くん、さがって」

「ウス」


菜々子は樺地をさがらせた。


「まだ私のすることに文句ある?」

「………いや、ない。
姉貴は言い出したら聞かないもんな。
その代わり、俺もついていく」


こうして3人は一緒に保健室へ行った。


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