• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

エッチな声のお勉強

第1章 出会い系


「あっ…んっ…だめ…」

私は美月。声優志望の女子高生で、今は初のアニメ収録中。せっかく手に入れたチャンス、逃せない。

…だけど。

「美月ちゃーん。
もうちょっと、エッチな声出せないかなぁ。
彼氏とエッチしてるみたいな感じでさぁ。
……今日はここまでにしようか」
監督がため息をついた。

そう、これはエッチなアニメ。
激しいエッチシーンを演じなくちゃいけない。

でも私……処女なんだよね。
エッチな声なんて、どうすればいいのか全然わからない。
どうすればいいんだろ……。

・
・
・

高校の教室に着いても、頭の中はエッチなことばっかり。

「あぁーどうしようー…」

「まだ悩んでんの?」
仲良しの沙織が呆れた声を出した。

「ねぇ、沙織と彼氏がエッチしてるとこ……」

「絶対イヤ!変態だよ。美月」

…見せて。なんて、本当、変態だよね。
でも、わからないんだ。
どう演じたらいいのか。

「こうなったら……私経験する!」
私は強い決心と共に拳を握りしめる。

「ちょっ、ちょっと、美月。無茶しないでよー」
沙織の言葉も聞き入れず、私はスマホを取り出して、高速で打ち始める。

『たくさん気持ちよくさせてくれる人、私とエッチしませんか?』
出会い系サイトに登録すると、すぐに返信が数件。

適当に選んでこう送った。
「19時。○○駅前で。
水色のワンピース。白のバック」

○○駅は繁華街で、すぐ近くにラブホがたくさんある。
/ 121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp