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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《2》

第46章 彼女の努力





その様子を見ていた赤司は驚いたような表情をしてから声には出さず、口だけ「名字…」と動かした

すると体が反応したのか、目尻から涙がつたった



赤司
「名前、名字…」



今度は声に出してつぶやくとボロボロと涙が落ち始めた

理由なんて分からない。が、彼の見ていた空間はいつの間にか真っ白な空間になっていた

また驚いてる彼が何かを感じ上を見ると、頭上からキラキラした何かが降ってきた



赤司
「リボン…これは、帝光のか?」



それを手で受け止めるとまた何となく懐かしさを感じ、大事な物な気がして優しくそれを握り締めると彼の脳内で名前と出会った所から先程見た彼女が消える所まで

彼の中で、すべてが繋がった



赤司
「…ああ、そうか」



「お前だったか…」と呟いた彼は彼女が最後に残していったそれを強く、だけれども優しく握り締めていた

彼の涙がリボンに落ちた瞬間、彼のいる真っ白な空間はオレンジ色に変わり、ボーッとしていて気づいたら彼を元の世界に戻した

彼が涙を流しているのは負けたからなのか、思い出したからなのか、どちらなのかは分からないが彼は黒子に歩み寄った



赤司
「お前の…いや、お前達の勝ちだ。おめでとう…そして覚悟しておけ、次こそ勝つのは俺達だ」


黒子
「…はい、またやりしょう。その次も、何度でも_」



そう彼らが握手をしてから礼をしてベンチに向かう途中、観客から「あああああ!!」と声が聞こえて彼はフッと笑ってから誠凛の方を見た

すると彼女に注目が浴びており、彼はそのまま表彰式に出て、控え室へと戻った

その後、彼は控え室で今回の試合の反省点やらなんやらかんやらやらされ、気づくとかなりの時間が経っていた



赤司
「…もし、会えるのならば」



そう思った実渕に適当に言い訳をつけてからストバスコートに走り出し、携帯を開くといきなり電話番号を直接打ち始め、彼女に電話をかけ始めた

だが彼女は出ず、しばらくすると黒子が電話を掛けてきたためしばらく待っていると彼女がやってきて、現在に至る。ということになる






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